投資苑 − 心理・戦略・資金管理
著者は、ニューヨーク在住、旧ソ連からの亡命精神科医兼トレーダーで、アメリカでは息の長いロングセラーを続けている、と聞けば、500ページ近い厚さにもかかわらず、思わず手にとってみたくなるのではないだろうか。 内容は、決してその期待を裏切らない。特にイントロダクションから2章までの、心理学のアプローチを提供した切り口で、トレーダーが犯しやすい失敗をまるで腑分けするかのごとく分析していくくだりは、どのレベルの投資家にも「必読の書」といえるかもしれない。 著者は、投資家にとって必要なものは「規律」であり、もう1つの職業である精神科医としての経験から、「アルコール中毒症患者」と「一皮むけることのできない投資家」の共通点をえぐりだす。「あなたのトレーダーとしての成功は、自分の感情をいかにしてコントロールするかにかかっています」というのである。 本書を特徴づけるもう1つのポイントは、「テクニカル分析」の手法について、十分な網羅性を保ちながら、コンパクトでかつ平易にまとめられていることだ。各項目に関する索引、参考文献も押さえられており、ここが「投資苑」なるゆえんだろうか。 ただ難をいえば、対象となる読者像がやや浮かびにくい。たとえば著者は、投資家のリスク管理上、当然のように「ストップロスオーダー(逆指値)」の設定が必要である、としているが、日本の株式市場ではつい最近になってこの形の注文形態が可能になったということもあり、金融機関で売買を仕事とする人以外の一般的な投資家にとっては、やや違和感のあるところかもしれない。(杉 良介)
この本の目新しさは投資家の心理面からの分析で、相場に首までどっぷり漬かっていないか自分自身をクールに見ることを養えるだろう。著者はトレンドに逆らうなという「順張り」推奨者なので、その点は考慮して読んでいく必要がある。チャート分析、テクニカル分析は一度は目を通しておいてもいいが、そのためにわざわざ買う本ではない。お金に余裕がある人にはお勧めするが、そうでない人は立ち読みで十分と思う。
2001年7月に買いました。
ボリュームが多く初心者の方には読みにくいかもしれませんが、 まあ株で1億円なんて思わず、まずは生き残ることを学びましょう。
株の本は数十冊読みましたが、この本はその中で最初から2冊目に読んだ本でした。この本を読む前の知識は、 仁科剛平のミニ株から始めて株で1億円作る! だけでした(笑
主に、株と為替に関しての内容です。 大変すばらしい本だと思います。特に精神分析医とトレーダーの両方の視点から見た、トレーダーの心理に関しては、今後のトレードの参考になります。 ちなみに私の場合は、この本を読んでから成果を着実に出しています。とはいってもデモトレードしかまだしていないのですが。 5日で45万円程度稼げました。だいたい15連勝できました。その後、投資苑を無視して、自分勝手なトレードをして負けましたけど・・・ 投資は自己コントロールが80%、残りが方法・手段と運だと思っています。 私もルールにそって、自己コントロールができているときは、勝っていました。ルールを無視して、あせって仕掛けた時には、かなりの確率で負けました。 内容が濃いので、本気で投資をしたい人向けだと思います。レベルも高いです。著者も、個人投資家として成功しているようですので、信頼性も高いと思います。 本気でトレードしたい人には、少々高い金額ですが、すぐに取り返せる値段ですので、一読されることをオススメします。 ただし、テクニカル分析の一部と6章と7章は為替をしている私にとっては、あまり役に立ちませんでした。10年以上前の本なので、古くなっている部分もあるのでしょう。しかしその他は現在でもとても役に立つことと思います。 |
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